低インピーダンス性能による、圧倒的情報量【 TPS 7182 – マイク・ラインケーブル 】

「これから先の100年を代表するアナログ音声ケーブル」を目標に製品化した、TPS 7182ですが、今月でリリースから丸3年が経ちました。既にご使用いただいている皆様から沢山の賛辞を頂戴し、お役に立てたことを誇りに感じております。ありがとうございます。

TPS7182 / 7222に関するエンジニアの皆様からのご感想・レビュー

先ほどお伝えした様に、この3年でTPS7182に関する多くのご感想を頂きました。しかし内容については、思いの外バリエーションは多くありません。そこで皆様のメールなどから抜粋して、以下にお伝えいたします。

・音の密度が濃い。
・スッキリしている。
・しっかりした音圧
・感覚的なS/Nが秀逸。無音感が素晴らしい。
・デジタルミキサーで使用しても、音像が立体的
・重心は低め。
・高域まで綺麗に伸びている。
・輪郭が良く見える。
・ヒットノイズに強い。
・ハウリングしずらい
・エフェクターの掛かりが良い。
・44.1Khzで録音しても96Khzで録ったような低音域の速度と連続性。
・演奏者、歌い手の技術が低いとアラが見えてしまう。
・触った時の感触、太さが「いい音がしそう」と感じる。
・信頼出来る触り心地

TPS7182 / 7222と他ケーブルの比較動画

次に、エレキベースを使用した、TPS7182 / 7222と他ケーブルとの比較動画をご用意しました。
・音の情報量
・密度
・輪郭が滲まないソリッド感
・広いダイナミックレンジ
などに注目して、ぜひご覧ください。

 

 

いかがでしたでしょうか?
録音に際しては条件を揃える為、長さは5m、ジャックはNEUTRIK NP2X、ハンダはKester44(無鉛)を使用してアッセンブリーしました。

PAのみならず、ナレーションや動画コンテンツを含めたレコーディング業務において、低音域の処理は非常に気を使うポイントです。特に50Hz以下の帯域が遅延によってフェイズしたり余分なノイズが入っていたりすると、聴感以上にコンプのレシオがハードに感じることもあります。

先の動画や、皆様から頂いたご感想からもわかる様に、TPS7182をはじめとするTPSシリーズは「低域が静か」と感じられるチューニングで製品化することに成功しました。

微細な変化は、最終的に大きな問題になることもある。

パッと聴きは微細な変化かもしれません。
しかし実際の現場では、この微細な変化がトラック数に応じて加算されます。24トラックでしたら24倍になります。
そしてその24倍になった誤差が、パワーアンプを通してSRスピーカーから大きな音に拡大して再生されます。

この微細な変化が、どれだけ大きな意味を持つのか?
私たちはその点をしっかり認識し、TPSシリーズ製品に反映致しました。

エンターティメントの形は、急激に変化しております。
その様な今だからこそ、解像度の高い「TPS 7182 /7222」が、皆様のお役に立てると信じております。

 

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